サマーキャンプ

サマーキャンプ2010参加者の感想

勝野 弘子 さん
細胞内情報学講座 M2

今回初めてサマーキャンプに参加させていただきました。今年からM2も全員ヒアリングを兼ねたポスター発表を行うことになり、英語での要旨やポスターの作成は初めてのことで大変ではありましたが、英語が苦手な私にとってはとても良い経験となりました。ポスター発表では、他研究室や異分野の方々との交流を通して、良い刺激をたくさん受けることができ、今後研究を進めるにあたって貴重な意見も頂くことができました。また、私はBXコースからのドクター進学なので、この3日間はこれまであまり接点のなかったFBコースの同期の学生と交流をもつ良い機会となりました。今回のサマーキャンプを通して得られた貴重な経験を是非今後の研究生活に生かしていきたいと思います。

小川 宣仁 さん
細胞間情報学講座 D1

今年もCOE事務の方々、サマーキャンプ運営に携わった先生方、お疲れさまです。学生、特に英語での口頭発表をした皆さんも大変だったと思います。多くの人が多大な時間をかけて開催されたサマーキャンプ2010、皆さん有意義なものになったでしょうか?個人的には、ポスター発表で、他分野の方からの普段とは違う意見も聞くことができ、実りある時間を得ました。また、今年はD1で、口頭発表のプレッシャーもなかったので、できるだけ質問をすると決めて口頭発表に参加しました。この目標はある程度クリアできました。しかし、改めて自分の質問を思い返してみると、分からなかった部分を聞き直す質問が多かったように思います。GCOEセミナーで出るような、はっ!とする質問ができることを目指して、また、来年は口頭発表もあるので、質のいいデータとストーリーでみんなの脳みそを刺激できるように、日々の研究活動を頑張ろうと思います。

石田 理恵 さん
動物遺伝子機能学講座 D2

サマーキャンプへの参加は今年で3度目になりました。毎回サマーキャンプは多くの先生方や学生と意見を交わすことができ、これまでの研究結果や今後の研究計画について見つめ直す良い機会になっています。今回は英語での口頭発表の機会を頂き、これまでのNAISTでの英語教育の成果を発揮する機会だと意識して準備してきました。英語での発表・質疑応答は私にとってはハードルの高いものでしたが、大変貴重な経験になりました。この経験を次は国際学会等の発表へと活かしていきたいと思います。さらに今回はスペシャルブレークで海外からの招待学生と交流し、楽しい時間を過ごすこともできました。今回も非常に充実したサマーキャンプになったと感じています。

秋山 昌広 准教授
原核生物分子遺伝学講座

今年のサマーキャンプも、口頭発表が全て英語で行われ、ポスターも英語で作成されました。口頭発表は指導教員やスミス先生の指導により昨年より一層向上し、聞いていて違和感のないレベルに達していました。さらに、自分の研究を聴衆に分かってもらおうという姿勢が口頭発表者から感じられ、UC Davisでの英語研修の成果が具体的に現れていました。私も、シンプルなプレゼンテーションと、早口でしゃべらないことの大切さを今回改めて認識しました。質疑応答をできる限り英語で行うことが推奨されましたが、日本語での質疑はほとんどありませんでした。留学生の数が増えたことと共に、この英語使用の意識の定着が国際的な雰囲気を生んでいました。会場では、学生の質問が一段落した後に教員からも質問を受け付けたことで、良い緊張感が感じられました。また、今回初めて修士2年生がCOEオフィスのスタッフと共に会場運営に携わりました。彼らはすばらしい会場運営を行い、学生も運営に関わるサマーキャンプが実現されたことを嬉しく思います。最後に、今回のサマーキャンプを契機に、学生の皆さんの大学院生活が一層実りあるものになることを切に願っています。