サマーキャンプ

サマーキャンプ参加者の感想

池山 芳史 さん (写真:手前左)
形質発現植物学講座 D1

このたび、今年から新たに始まったGCOEサマーキャンプに初めて参加させて頂きました。 昨年までのサマーキャンプとは異なり全て英語で行われた口頭発表は非常に素晴らしく、次回に私が発表する際の目標となるプレゼン•質疑を多く目にすることができました。 わたし自身のポスター発表におきましても有用な示唆を頂き、今後の研究に対して大いに参考になりました。 また、招待講演者のお話も興味深く聞かせて頂くことができ、サマーキャンプ全体を通して、国際的な研究活動を目指すGCOEの幕開けにふさわしいものであったと思います。

中村 匡良 さん (写真:中央)
植物遺伝子機能学講座 D3

COEサマーキャンプは研究科全体での研修であり、異なる研究背景をもつ研究者や学生が一同に会する。 そのため、日頃、自身が参加する研究会などでは触れられない研究や意見にも出会えることができた。 これらは研究の進め方や伝え方を考える機会を与えてくれた。また、これまでとの大きな違いは、全員が英語による研究発表を行ったことであった。 一学生としてはなかなか海外での研究発表の機会はもてない。 しかしながら、一研究者として活動を行っていく上では、国際的な舞台での研究の共有は必至である。 今回はよい練習となり、またそれをきっかけに世界に向けて研究を行っているということが再確認された。

中村 大祐 さん (写真:手前右)
動物細胞工学講座 D2

私は今年で、サマーキャンプ二度目の参加となりました。去年と大きく変わった点として、英語での発表となったことが挙げられます。 大きな会場で、英語で発表するということが大きなプレッシャーとなり、発表の準備、練習には多くの時間を費やしました。 本番は、想像以上に緊張し、練習通りに発表できなかった点もありましたが、非常によい経験となりました。 また、普段話す機会の少ない他分野の学生と意見を交わしたり、多くの先生方からコメントやアドバイスを頂いたり、とても充実した時間を過ごすことができました。

石田 靖雅 准教授 (写真:中央左)
動物遺伝子機能学講座

毎年、夏の終わりに淡路夢舞台で開催されるサマーキャンプは、そもそも学生諸君のトレーニングの場として企画・立案されました。 博士後期課程の学生ほぼ全員と大多数の教員が、同施設に文字通り三日間「缶詰」になり、サイエンスについて、あるいは人生について、心ゆくまで議論を闘わせます。 キャンプでは頼みの自家用車も使えず、会場は外界から完全に隔絶されているため、参加者は時おり研究室に戻って日々の仕事を片付けることも、セッションをさぼって淡路観光に出かけることもできません。 しかし、このように特殊な非日常的環境があるからこそ、私たち教員も、他の研究室で行われている全く分野外の仕事に触れることができ、「大学の隣人はこんなに素晴らしい研究をしていたのか!」と新鮮な驚きを覚えることになります。 年に一度、淡路夢舞台で開催されるサマーキャンプは、教員の膠着化した頭を根本からリフレッシュさせてくれる、非常に貴重な機会でもあります。