国際シンポジウム

国際シンポジウム開催のお知らせ

NAIST Global COE International Symposium 2010
- Plasticity in Development and Evolution -

グローバルCOE国際シンポジウム ポスター画像

奈良先端科学技術大学院大学グローバルCOEプログラム フロンティア生命科学グローバルプログラム - 生物の環境適応と生存の戦略 -の第6回目の国際シンポジウムとして、「発生と進化の可塑性 - Plasticity in Development and Evolution」と題したシンポジウムを11月11-12日に開催します。 皆さんの参加をお待ちしています。


開催要項

開催日 平成22年11月11日(木)、12日(金)
世話人 奈良先端科学技術大学院大学
相田光宏、木下 哲、荻野 肇
主催 NAIST グローバルCOEプログラム
テーマ 発生と進化の可塑性
(Plasticity in Development and Evolution)
概要 動植物の形態や機能の多様性はどこから来るのか? 発生、遺伝子発現制御、ゲノム構造といった様々な階層に見られる「可塑性」をキーワードに、生物の多様性をもたらす分子メカニズムとその進化について概観する。
各セッションの概要
セッション1 植物
固着生活を営む植物は、外界からの環境シグナルと内的な発生プログラムを統合し、それに応じて発生パターンを柔軟に変化させることで、様々な環境への適応 に成功している。このような可塑的な発生様式を可能にする分子メカニズムとそ の進化に関する最新の知見を紹介する。
セッション2 動物
近年のゲノムプロジェクトの成果から、脊椎動物の形態や機能の多様性は遺伝子のコード配列の違いによって生み出されるのではなく、それらをいつどこで活性化するのか、主にその制御の違いによることが示唆されている。本セッションでは、遺伝子の発現制御機構の保守性と可塑性について、シス調節配列の進化やエピジェネティック修飾の研究からアプローチする。
セッション3 インプリンティング
哺乳動物と被子植物には、遺伝子が父・母のどちらから遺伝したかに従って、発現のオン・オフが決定されるインプリント遺伝子が多く知られている。なぜこのような遺伝子が存在するのか、何の役立っているのかに関して、特に胎盤や胚乳の発生の可塑性から見えてくる一般性に関して最新の知見を紹介する。
会場 奈良先端科学技術大学院大学
ミレニアムホール
奈良県生駒市高山町8916-5
本学ホームページ http://www.naist.jp/
アクセス方法 本学へのアクセスマップ
学内キャンパスマップ
( 上記マップは 本学HP 内コンテンツ )
言語 当シンポジウムの使用言語は英語です。
同時通訳はございませんのでご了承ください。
講演者(順不同) 相田 光宏(奈良先端科学技術大学院大学)
Michael Lenhard (University of Potsdam, Germany)
佐藤 良勝 (基礎生物学研究所、JST ERATO)
Philip Wigge (John Innes Centre, Norwich, UK)
隅山 健太(国立遺伝学研究所)
荻野 肇(奈良先端科学技術大学院大学)
Gert Jan C. Veenstra (Radboud University Nijmegen, Netherlands)
岡田 典弘(東京工業大学)
木下 哲(奈良先端科学技術大学院大学)
Claudia Köhler (Swedish Agricultural University, Uppsala, Sweden)
Paul Vrana (University of South Carolina, Columbia, USA)
石野 史敏 (東京医科歯科大学難治疾患研究所)
プログラム プログラムPDF版(ファイルサイズ242KB)
参加費 当シンポジウムへの参加は無料です。
※Mixerへの参加費は4,000円です。事前申込みの上、当日受付にてお支払いください。
Mixer参加申込み Mixer参加ご希望の方は、
以下の記入事項をメールで bs-coe@bs.naist.jp までご送信ください。 Mixer参加申込みの締めきりは10月29日(金)とさせていただきます。
※ この参加申込により得られた個人情報は、Mixer会費徴収のために使用します。それ以外に使用することはありません。
Mixer参加申込み
記入事項
1. お名前(日本語と英語)
2. ご所属(大学、研究機関名、企業名など)および役職や学年など
3. ご連絡先メールアドレス
問い合わせ先 〒630-0192
奈良県生駒市高山町8916-5
奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科COEオフィス
E-mail: bs-coe@bs.naist.jp