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グローバルCOE国際植物科学シンポジウム 開催報告

平成19年度グローバルCOE プログラムにバイオサイエンス研究科の「フロンティア生命科学グローバルプログラム」が採択され、その活動の一環として第1回グローバルCOE国際シンポジウムが、奈良先端科学技術大学ミレニアムホールにおいて2007年10月18-19日に開催されました。

このシンポジウムでは、モデル植物のイネとシロイヌナズナを中心に、耐病性や形態形成に関する最新のトピックスに関して話し合いがもたれました。グローバルCOEプログラムの提携先である中国科学院遺伝学発生生物学研究所の2名、米国カリフォルニア大学デービス校生物科学部の3名の研究者を含む著名な海外の研究者11名とNAISTバイオサイエンス研究科3名を含む5名の国内の研究者から、それぞれの未発表を含む最新の研究成果が発表され活発な討論が行われました。また、前日まで三日間にわたり開催されたグローバルCOE国際学生ワークショップに参加していた学生たちも、ポスターセッションで彼らの業績を発表しました。

参加者は、両日を通してのべ350人あまりとなりました。グローバルCOE プログラムリーダー島本功教授の挨拶によって開会した今回のシンポジウムは、面白く新しい研究結果が多数発表されたために、聴衆からの質疑によって盛り上がりを見せ、しばしば所定時間をオーバーしながらも二日間の日程を無事に終えました。1日目終了後に開催された懇親会では、研究者と学生が国を超えた交流を深めることができました。このシンポジウムによって、今後のさらなる国際協力基盤が確立されたことは明らかです。

国際シンポジウムの様子(写真)

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