領域賞の紹介
バイオサイエンス領域では、若手研究者(教員)や学生を受賞対象として、優れた研究や業績を奨励・賞賛する賞を用意しています。
バイオ領域賞(令和元年度から)
バイオ領域賞は、バイオサイエンス領域所属の若手教員の本学での優れた研究を顕彰し、さらなる飛躍発展を願うために、本学で行った研究を対象として、候補者を自薦、他薦により募集し、推薦された候補者の業績調書に基づいて、領域賞選考委員会において、原則1 名の受賞者を選考するものです。受賞対象者は、准教授(ただし、独立准教授は除く)および助教とし、概ね過去5~10年間の教員としての研究業績をもとに評価します。過去に梅園賞を受賞した教員が、研究業績を重ねて、バイオ領域賞を受賞することは可能です。
バイオ領域賞受賞者
受賞年度 | 受賞者・受賞テーマ |
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令和5年度 | 該当者なし |
令和4年度 | 該当者なし |
令和3年度 | |
令和2年度 | 該当者なし |
令和元年度 | 松井 貴輝 准教授 奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科バイオサイエンス領域 脊椎動物の形態形成における時空間制御機構の解明 |
梅園賞
梅園賞は、本学創設期にバイオサイエンス研究科(現バイオサイエンス領域)の助教授として、研究、教育において多大な貢献のあった故梅園和彦先生の名前を冠しています。1990年代、「“ステロイドホルモン受容体”と聞いて“梅園和彦”の名前を挙げることができなければ、その人は分子生物学の研究者としては門外漢だ」と言われる時代でした。梅園先生は、それほど誰もが一目置く伝説的な秀才でした。米国ソーク研究所のRonald Evans教授の研究室に在籍中、AAGTCAの繰り返し配列が受容体の標的であること、さらに繰り返し間の塩基数が3、4、5の場合にそれぞれビタミンD、甲状腺ホルモン、レチノイン酸(ビタミンA)の受容体が選択的に結合するという仮説を立て、実験的に証明してCell誌に発表しました。当時ステロイドホルモンの紹介にあたって梅園先生の業績に触れない研究者は世界中にいませんでした。Cell、Nature誌に論文を発表する新進気鋭の研究者として35歳で本学の助教授に招かれ、1997年には教授として京都大学へ栄転されました。しかし、まさにこれからの活躍が期待される中で不幸にも亡くなられました。
梅園賞は、ご親族の寄付を基にして創設された梅園基金を活用して、故梅園先生の研究への取り組み、姿勢と、研究や教育にかける情熱を次世代へ伝えて行くため、今後が期待される優れた若手研究者を表彰するものです。受賞対象者は、本学バイオサイエンス領域のポスドク研究員および助教とします。選考対象の研究は本学で行われたものに限ります。応募者の中から、書類審査により梅園賞選考委員会が選考します。
梅園賞受賞者
受賞年度 | 受賞者・受賞テーマ |
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令和5年度 第20回 | |
令和4年度 第19回 |
髙橋 直紀 助教
植物成長制御
DNA損傷応答における植物ホルモンのサイトカイニン、オーキシンの役割
Cytokinin and auxin orchestrate distinct DNA damage responses in roots
西村 珠子 助教
分子医学細胞生物学
フィロポディア切断により形成される新たな細胞外小胞の発見
Discovery of the novel extracellular vesicles from filopodia
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令和3年度 第18回 | |
令和2年度 第17回 | |
令和元年度 第16回 | |
平成30年度 第15回 | |
平成29年度 第14回 | |
平成28年度 第13回 |
該当者なし
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平成27年度 第12回 | |
平成26年度 第11回 | |
平成25年度 第10回 | |
平成24年度 第9回 | |
平成23年度 第8回 | |
平成22年度 第7回 | |
平成21年度 第6回 | 古郡 麻子 助教 原核生物分子遺伝学 A Dynamic Polymerase Exchange with Escherichia coli DNA Polymerase IV Replacing DNA Polymerase III on the Sliding Clamp |
平成20年度 第5回 | 玉置 祥二郎 研究員 植物分子遺伝学 Hd3a protein is a mobile flowering signal in rice. |
平成19年度 第4回 | 北野 健 助教 構造生物学講座 ウェルナー早老症タンパク質によるゲノム維持機構の構造研究 |
平成18年度 第3回 | 石川 亮 さん(博士後期課程3年) 植物分子遺伝学講座 光中断を利用したイネの開花におけるシグナルネットワークの解明 |
平成17年度 第2回 | 重岡 稔章 さん(博士後期課程3年) 動物遺伝子機能学講座 NMD経路の抑制による理想的なジーントラップシステムの構築 |
平成16年度 第1回 | 橋本 祥子 さん(博士後期課程3年) 分子発生生物学講座 ゼブラフィッシュ生殖細胞形成に置ける母性供与因子群の役割 |
※1 受賞者の役職・学年及び所属は受賞当時のものです。
※2 第3回までは本学大学院生も受賞対象。
最優秀学生賞
博士前期課程及び博士後期課程の優秀な修了者に対し、奈良先端科学技術大学院大学支援財団理事長からNAIST最優秀学生賞を、奈良先端科学技術大学院大学長から最優秀学生賞を授与するものです。
博士前期課程(5年一貫コースを除く)及び博士後期課程の修了者を対象とします。修了時に、修了者の学位論文あるいはそれに相当する論文の審査とそれ以外の成績や研究業績を総合的に判断して、それぞれの課程修了者の中から各2名を最も優秀な学生として選定します。
最優秀学生賞受賞者 (博士課程)
受賞年度 | 受賞者・受賞テーマ |
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令和5年度 |
小林利紗 さん
花発生分子遺伝学研究室
アブラナ科植物の自家不和合における花粉因子の顕性・潜性制御の分子機構および種間比較解析
NORSHIMA BINTI ABU HASAN さん
環境微生物学研究室
Ideonella sakaiensisより同定されたユニークな基質特異性を持つPETオリゴマー加水分解酵素の機能と構造の特性解析
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令和4年度 |
Chu Minh Cuong さん
ストレス微生物科学研究室
栄養に応答して分裂酵母の細胞成長を統御するTOR複合体1の新たな活性抑制機構
JONATHAN JUN-YONG LIM さん
器官発生工学研究室
CRISPR-Cas9システムによる胚盤胞補完法に用いる新規臓器欠損マウスモデルの開発
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令和3年度 |
加納 規資 さん
分子免疫制御研究室
CCCH型ジンクフィンガータンパク質ENZ-1による自然免疫応答調節メカニズムの解明
牛島 直哉 さん
分子免疫制御研究室
Zc3h6遺伝子の自然免疫系における機能の解明
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令和2年度 |
上野 大心 さん
植物代謝制御研究室
網羅的な切断部位解析による植物RNA切断機構の解明
奥出 遥奈 さん
分子免疫制御研究室
乾癬の病態形成に関与するシグナル伝達機構の解明
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令和元年度 |
杉山 輝樹 さん
植物成長制御研究室
細胞間シグナルを介した細胞周期制御機構に関する研究
真木 賢太郎 さん
遺伝子発現制御研究室
ゲノム編集及びヒト再構成型蛋白質合成系を用いたeEF2-ジフタミドの機能解析
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平成30年度 |
木田 和輝 さん
分子医学細胞生物学研究室
リン脂質組成に依存したEndophilin A2の膜切断活性
平瀬 大志 さん
植物免疫学研究室
細胞の水輸送制御を介した植物の防御応答機構の解明
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平成29年度 |
菅野 泰功 さん
膜分子複合機能学研究室
タンパク質膜透過チャネルSecトランスロコンの静的動的構造基盤
大古殿 美加 さん
ストレス微生物科学研究室
XBP1uの翻訳休止におけるリボソームタンパク質の関与
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平成28年度 |
久下 貴之 さん
微生物分子機能学研究室
アラビノキシラン資化能を有するコリネ型細菌の創出
苅田 聡 さん
動物細胞工学研究室
翻訳停止の共役によるSRP経路を介したXBP1umRNAの小胞体膜局在化機構の解析
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平成27年度 |
志賀 岳希 さん
ストレス微生物科学研究室
酵母ユビキチンリガーゼRsp5による細胞膜タンパク質の品質管理機構
柴原 豪了 さん
構造生物学研究室
接着結合を構成するα-cateninのN末端ドメインの構造・物性と機能
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平成26年度 |
野口 浩史 さん
遺伝子発現制御研究室
神経発生過程における維持型DNAメチル化酵素DNMT1の機能解析
村尾 直哉 さん
遺伝子発現制御研究室
ヘミメチル化DNA認識因子Np95のマウス脳での発現細胞の同定及び成体海馬ニューロン新生における役割の解明
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平成25年度 |
村越 幹昭 さん
生体機能制御学研究室
細胞内代謝適応を標的とした心筋梗塞後の線維化に対する新規治療法の開発
中村 有哉 さん
分化・形態形成学研究室
Flaveria 属植物のC4型光合成における光合成電子伝達反応によるエネルギー生産調節機構の解明
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平成24年度 |
熱田 勇士 さん
分子神経分化制御研究室
器官形成を支える上皮管組織の構築機構
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平成23年度 |
西村 明 さん
ストレス微生物科学研究室
酵母におけるアルギニン/一酸化窒素の合成を介した新規抗酸化機構
鳥山 真奈美 さん
分子情報薬理学研究室
Gタンパク質シグナルによるダブルコルチンのリン酸化を介した神経前駆細胞の遊走制御機構の解明
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平成22年度 |
下北 英輔 さん
分子発生生物学講座
Secondary neurulation から見る尾部領域の形成機構
金井 賢一 さん
分子発生生物学講座
転写因子Mafの多様な翻訳後修飾による活性制御機構の解明
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平成21年度 |
高塚 大知 さん
植物組織形成学講座
シロイヌナズナの発生におけるCDK活性化キナーゼの機能に関する研究
安達 澄子 さん
植物組織形成学講座
シロイヌナズナにおけるCDKの発現とエンドサイクルの誘導に関する研究
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平成20年度 |
柳谷 耕太 さん
動物細胞工学講座
小胞体ストレス応答におけるXBPI mRNAの細胞質スプライシング機構の解析
宮島 俊介 さん
植物遺伝子機能学講座
シロイヌナズナ根端分裂組織における放射パターン形成の分子基盤の解析
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平成19年度 |
猪狩 和成 さん
形質発現植物学講座
植物における形態形成と耐病性の関係に関する分子遺伝学的解析
近藤 武史 さん
分子発生生物学講座
ショウジョウバエ上皮形態を制御する短鎖ペプチド
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平成18年度 |
鳥山 道則 さん
細胞内情報学講座
新規分子Shootin1による神経極性形成機構の解明
石川 亮 さん
植物分子遺伝学講座
Light effect on the photoperiodic regulation of flowering in rice (Oryza sativa L.) (光によるイネの光周性開花制御)
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平成17年度 |
高原 健太郎 さん
分化・形態形成学講座
乾燥強光下の野生スイカにおけるシトルリン蓄積の制御機構の解明
重岡 稔章 さん
動物遺伝子機能学講座
NMD経路の抑制による理想的な遺伝子トラップシステムの構築
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平成16年度 |
高橋 和利 さん
動物分子工学講座
Embryonic stem cells express a transforming oncogene. (胚性幹細胞は 形質転換能を持つ癌遺伝子を発現する。)
橋本 祥子 さん
分子発生生物学講座
ゼブラフィッシュにおける生殖細胞の運命決定機構 - 卵割面両端に局在する母性供与因子の生理機能 -
新濱 充 さん
形質発現植物学講座
高等植物のポストゴルジ・ネットワークにおける小胞輸送の分子遺伝学的解析
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平成15年度 |
村瀬 浩司 さん
細胞間情報学講座
アブラナ科植物の自家不和合性におけるシグナル伝達機構の解析
桧原 健一郎 さん
形質発現植物学講座
分裂組織形成に関与するシロイヌナズナCUC 遺伝子の分子遺伝学的解析
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平成14年度 |
塩見 泰史 さん
動物分子遺伝学講座
ゲノム情報の維持伝達に要求されるクランプ・クランプローダー系の再構築と機能解析
宗景 ゆり さん
形質発現植物学講座
変動する光環境に応答した光合成電子伝達制御の分子遺伝学的研究
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平成13年度 |
Thitamadee Siripong さん
植物遺伝子機能学講座
Microtubule basis for left-handed helical growth in Arabidopsis. (アラビドプシスの左巻きねじれ成長における微少管の関与)
下里 裕子 さん
細胞間情報学講座
アブラナ科植物の自家不和合性における自他識別機構の解明
早間 良輔 さん
植物分子遺伝学講座
イネの開花時期を制御する遺伝子ネットワークの解析
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平成11年度 |
竹内 純 さん
動物代謝調節学講座
手足(前後肢)の違いと眼の背腹軸決定機構に関わるTbx遺伝子の研究
友田 紀一郎 さん
細胞増殖学講座
Cdkインヒビターp27Kip1の制御機構の解明
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最優秀学生賞受賞者 (修士課程)
受賞年度 | 受賞者・受賞テーマ |
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令和5年度 |
宮嶋 渚 さん
花発生分子遺伝学研究室
転写因子HSFA2のバリアントによる高温応答の制御機構の解析
上原 由梨奈 さん
分子免疫制御研究室
CD4陽性T細胞におけるENZ-1の機能解析
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令和4年度 |
韓 嬌雪 さん
ストレス微生物科学研究室
タンパク質品質管理機構を介した冷凍ストレス耐性の解明
海老原 涼子 さん
花発生分子遺伝学研究室
父母因子の相互作用による種子発達の新規機構の解明
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令和3年度 |
平岩 絵梨花 さん
分子情報薬理学研究室
がん細胞におけるGPR56に対する抑制性抗体の機能解析
下保 瑶己 さん
花発生分子遺伝学研究室
父母インプリント遺伝子の均衡制御による胚乳発達および種子サイズの人為的操作
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令和2年度 |
川村 純平 さん
植物代謝制御研究室
細胞分化に伴うシロイヌナズナ木部道管細胞の力学的物性の時空間的変化
竹内 梓 さん
構造生命科学研究室
細菌由来のチオ硫酸イオントランスポーターYeeEの構造機能解析
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令和元年度 |
山口 翔 さん
花発生分子遺伝学研究室
シロイヌナズナの胚乳発達を促進する父方インプリント遺伝子の同定およびその作用機序の解明
谷川 翼 さん
ストレス微生物科学研究室
酵母Saccharomyces cerevisiaeにおけるプロリン資化抑制機構の理解とその応用
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平成30年度 |
小林 利紗 さん
花発生分子遺伝学研究室
改変型低分子RNAの導入による花粉側優劣性の変化および自家不和合性の打破
阪本 薫 さん
植物発生シグナル研究室
根冠最外層の成熟と剥雛におけるオートファジーの役割
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平成29年度 |
真坂 知帆 さん
構造生物学研究室
アブラナ科植物の自家不和合性における自己認識機構の構造基盤
小倉 崚司 さん
微生物分子機能学研究室
コリネ型細菌における芳香族化合物に対する耐性機構の解析
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平成28年度 |
佐竹 茉以 さん
分子免疫制御研究室
肥満誘導に伴ったマクロファージの制御機構の解明
佐藤 伊純 さん
植物代謝制御研究室
麹菌における導入遺伝子高発現系の構築
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平成27年度 |
浦田 采香 さん
分子免疫制御研究室
アレルギー誘発物質キチンに対する自然免疫応答の解析
LIU XIAO さん
細胞間情報学研究室
アブラナ科植物の自家不和合性における自他識別機構の解明
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平成26年度 |
江森 翠 さん
細胞シグナル研究室
分裂酵母をモデルにしたスフィンゴ脂質生合成制御機構の解析
菅野 泰功 さん
膜分子複合機能学研究室
1ユニット再構成系を用いた蛋白質分泌過程の動的理解
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平成25年度 |
池端 悠介 さん
動物細胞工学研究室
小胞体ストレスセンサーIRE1αによる細胞質スプライシングに必須なmRNAの構造と配列の解析
山崎 太嗣 さん
構造生物学研究室
密着結合の制御に関わるRhoGAP Rich1の結晶構造・機能解析
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平成24年度 |
朝田 風太 さん
細胞シグナル研究室
低分子量Gタンパク質Rhedのエフェクター分子探索
長野 紘樹 さん
遺伝子発現制御研究室
脊椎動物シス調節配列の進化的起源の探索
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平成23年度 |
大河原 錬也 さん
植物代謝制御研究室
植物培養細胞における導入遺伝子高効率発現システム
鈴木 茉里奈 さん
ストレス微生物科学研究室
大腸菌のシステイン/シスチンシャトルシステムにおけるシスチン取り込み機構の解析
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平成22年度 |
勝野 弘子 さん
細胞内情報学講座
神経軸索輸送Slow component bの分子機構の解明
阪本 展仁 さん
形質発現植物学講座
MAB4ファミリー遺伝子によるPIN極性形成機構の解明
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平成21年度 |
酒井 謙一郎 さん
分子発生生物学講座
色素細胞の挙動とメラニン輸送の可視化:表皮培養法を用いたライブイメージング観察
仲谷 豪 さん
細胞機能学講座
大腸菌における新規システイン生合成経路の探索と発酵生産への応用
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平成20年度 |
武波 慎也 さん
植物代謝調節学講座
熱ストレス下における翻訳制御機構の解明 ~ 制御に関わる5'UTR内の特徴 ~
久保田 諒 さん
生体高分子構造学講座
ZOタンパク質による Tight Junction 形成制御機構の構造的基盤研究
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平成19年度 |
大森 彬史 さん
微生物分子機能学講座
深度地下環境中の微生物相解析とCO2固定遺伝子の探索
橋口 泰子 さん
形質発現植物学講座
Qb-SNARE ZIG/VTI11欠損変異を抑圧するzig suppressor 3の分子遺伝学的解析
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平成18年度 |
安藤 鮎美 さん
形質発現植物学講座
重力屈性に関与するシロイヌナズナSGR2の機能解析
青木 麻由美 さん
植物分子遺伝学講座
Hd3aの発現制御に関わるHd1の機能解析
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平成17年度 |
井上 高良 さん
動物遺伝子機能学講座
NMD抑制因子によるNMD抑制機構の解析
石井 翔 さん
分化・形態形成学講座
深度地下微生物生態系における培養非依存的な菌相解析とCO2固定遺伝子のクローニング
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平成16年度 |
小寺 栄見 さん
形質発現植物学講座
シロイヌナズナ核遺伝子CRR4は葉緑体遺伝子ndhDのRNA editingに関与する
猪狩 和成 さん
形質発現植物学講座
腋生分裂組織に異常を示す新規のシロイヌナズナ変異体 uni の解析
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平成15年度 |
近藤 慎一 さん
細胞構造学講座
アストロサイト特異的なUnfolded Protein Responseを制御する膜貫通タンパク質OASISの機能解析
石川 亮 さん
植物分子遺伝学講座
光中断を用いたイネの開花におけるシグナルネットワークの解明
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平成14年度 |
橋本 美保子 さん
形質発現植物学講座
シロイヌナズナ核遺伝子CRR2は葉緑体NdhBの発現制御に機能する
垣田 満 さん
細胞間情報学講座
アブラナ科植物の自家不和合反応に関わるリン酸化タンパク質の探索
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平成13年度 |
古谷 将彦 さん
形質発現植物学講座
The effect of auxin on the apical pattern formation during Arabidopsis embryyogenesis. (シロイヌナズナの胚頂端部におけるオーキシンの影響)
高橋 和利 さん
動物分子工学講座
未分化ES細胞特異的に発現する遺伝子ECAT5の機能解析
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平成12年度 |
長谷川 香奈 さん
植物分子遺伝学講座
酵母 Two hybrid 法によるイネRacと相互作用するタンパク質の探索
小野 達也 さん
細胞増殖学講座
アフリカツメガエル中期胞胚遷移における細胞周期変化の分子メカニズムの解析
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※1 受賞者の役職・学年及び所属は受賞当時のものです。
※2 同年度の受賞者表示順は順序不同です。
矢野賞
矢野賞は、バイオサイエンス研究科(現バイオサイエンス領域)博士後期課程3年に在学中に交通事故で逝去した矢野大輔君を悼んで遺族のご好意で設けられた賞です。矢野君は当時日本学術振興会の博士課程研究員として持ち前のチャレンジ精神と努力で研究をおこなっており、既にPNASに第一著者として論文を公表していました。博士前期課程2年間を修了して博士後期課程へ進もうとする前期課程修了者の中から、矢野君のチャレンジ精神と努力を引き継ぐ学生若干名を顕彰します。
博士前期課程(5年一貫コース)の修了者を対象とします。前期課程2年間の研究内容とそれに基づく博士後期課程での研究計画の意欲性・独創性についてのアドバイザーコミティーヒアリング(学位審査会)における発表と質疑を基にした、出席した全教授・准教授による評点を参考に選定します。
矢野賞受賞者
受賞年度 | 受賞者・受賞テーマ |
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令和5年度 |
高橋 祐太郎 さん
構造生命科学研究室
キシローストランスポーターによる基質認識と輸送の構造基盤
HILARIO PATRICK LOUIS LAGMAN さん
RNA分子医科学研究室
網羅的ストレス顆粒研究のための蛍光レポーター細胞株ライブラリ作成
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令和4年度 |
廣木 秀哉 さん
分子免疫制御研究室
炎症応答制御に関与する新規環状RNAの同定と機能解析
古田 優生 さん
花発生分子遺伝学研究室
ジャスモン酸シグナル伝達の下流における花弁脱離制御機構の解析
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令和3年度 |
花井 悠真 さん
RNA分子医科学研究室
蛍光レポーター細胞作製のための新規イントロンNHEJノックイン法の開発
大塚 菜那 さん
花発生分子遺伝学研究室
ケミカルバイオロジーを用いた植物の脱春化を誘導する化合物の構造とその作用機序
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令和2年度 |
池川 萌 さん
分子免疫制御研究室
クロスプレゼンテーションにおけるTXPの機能解明
Hu Hooi Ting さん
分子医学細胞生物学研究室
IRSp53に依存する細胞外小胞のがん細胞を用いた同定と機能解析
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令和元年度 |
Chu Minh Cuong さん
細胞シグナル研究室
分裂酵母TOR複合体1の活性調節機構の遺伝学的・生化学的解析
飯村 秀明 さん
花発生分子遺伝学研究室
シロイヌナズナにおけるCRABS CLAW遺伝子による蜜腺発達の制御機構の解明
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平成30年度 |
加納 規資 さん
分子免疫制御研究室
CCCH型ジンクフィンガータンパク質Zc3h4による自然免疫応答調節メカニズムの解明
牛島 直哉 さん
分子免疫制御研究室
CCCH型Zinc fingerドメインを有するZc3h6の自然免疫系における新規機能の解明
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平成29年度 |
上野 大心 さん
植物代謝制御研究室
mRNAの内部切断に関わる配列的特徴の解明
奥出 遥奈 さん
分子免疫制御研究室
核酸リガンドにより惹起される細胞死シグナルの解明
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平成28年度 |
八塚 敦輝 さん
発生医科学研究室
神経初期発生におけるGタンパク共役型受容体の機能解析
杉山 輝樹 さん
植物成長制御研究室
根の表皮における細胞タイプ特異的な細胞周期制御機構の解明
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平成27年度 |
若狭 瑞帆 さん
遺伝子発現制御研究室
正確な器官形成における有毛細胞と神経細胞のシナプス伝達を介した異種細胞間コミュニケーションの関与
木田 和輝 さん
分子医学細胞生物学研究室
BARタンパク質Endophilin A2の膜切断活性とがんにおける変異
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平成26年度 |
古川 新 さん
膜分子複合機能学研究室
YidC・Sec膜タンパク質複合体によるタンパク質の膜組込み・膜透過機構の解明
川元 悠平 さん
遺伝子発現制御研究室(連携研究室:組織形成ダイナミクス)
表皮のバリア機能を維持する生死細胞間コミュニケーション機構の遺伝学的解明
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平成25年度 |
山田 壮平 さん
遺伝子発現制御研究室
ゼブラフィッシュ胚における上皮創傷治癒機構の解明
久下 貴之 さん
ストレス微生物科学研究室
コリネ型細菌におけるアラビノース代謝関連遺伝子の発現制御機構の解明
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平成24年度 |
米倉 敏哉 さん
細胞シグナル研究室
TORC2の基質特異性を制御する分子メカニズムの解明
村尾 直哉 さん
分子神経分化制御研究室
マウス脳におけるNP95発現細胞の同定 ~ヘミメチル化認識因子NP95による成体海馬ニューロン新生制御メカニズムの解明~
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平成23年度 |
野口 浩史 さん
分子神経分化制御研究室
大脳皮質形成過程におけるDNAメチル化酵素DNMT1の機能解析
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平成22年度 |
林 祐一 さん
生体機能制御学講座
Unveiling a stochastic basis of human disease
幸得 友美 さん
生体機能制御学講座
Development of basic tools toward next-generation organ engineering
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平成21年度 |
久保 祐亮 さん
細胞内情報学講座
軸索形成タンパク質Shootin1と相互作用する新規クラッチ分子の同定および機能解析
渡辺 景子 さん
分子発生生物学講座
エンハンサーを利用した交感神経特異的な遺伝子発現法の確立
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平成20年度 |
西村 明 さん
細胞機能学講座
酵母N-アセチルトランスフェラーゼMpr1による抗酸化機構の解明
長谷部 千絵 さん
植物分子遺伝学講座
イネ開花制御因子Hd1複合体構成因子の同定と機能解析
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平成19年度 |
新谷 紗代子 さん
動物細胞工学講座
小胞体ストレス応答におけるIRE1経路の解析
下北 英輔 さん
分子発生生物学講座
上皮形成からみる神経管の成り立ち
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平成18年度 |
佐野坂 司 さん
分子神経分化制御学講座
神経幹細胞の多分化能獲得制御に関与する遺伝子群の探索
池山 芳史 さん
形質発現植物学講座
側根形成能が低下するシロイヌナズナrlr50変異体の解析
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平成17年度 |
高橋 靖幸 さん
植物分子遺伝学講座
イネコアコレクションを用いた開花関連遺伝子の多様性の解明
宮島 俊介 さん
植物遺伝子機能学
シロイヌナズナ根端における分裂組織維持機構の解析
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※1 受賞者の役職・学年及び所属は受賞当時のものです。
※2 同年度の受賞者表示順は順序不同です。
NAISTバイオ学術賞
平成30年度をもって終了しました。
NAISTバイオ学術賞は、バイオサイエンス領域所属の教員の本学での優れた研究を顕彰し、さらなる飛躍発展を願うために、本学で行った研究を対象として、候補者を自薦、他薦により募集し、推薦された候補者の業績調書に基づいて、バイオサイエンス領域の選考委員会において、原則1名の受賞者を選考するものです。
平成20年度からは受賞対象者を、現在研究科(現領域)に所属している教員だけでなく、過去に所属したことのある教員も含むことに変更しました。このことによりNAISTバイオ学術賞が学内だけのものでなくNAIST出身者全体に拡がると共に、幅広く一般の人にも周知できる賞になりました。
NAISTバイオ学術賞受賞者
受賞年度 | 受賞者・受賞テーマ |
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平成30年度 | 該当者なし |
平成29年度 | 井澤 毅 教授 東京大学大学院 農学生命科学研究科 短日植物イネの光周性花芽形成分子機構 |
平成28年度 | 清水 敏之 教授 東京大学大学院薬学系研究科 自然免疫における一本鎖核酸受容体TLRの構造生物学的研究 |
平成27年度 | 該当者なし |
平成26年度 | 該当者なし |
平成25年度 | 今泉 和則 教授 広島大学大学院 医歯薬保健学研究院 小胞体ストレス応答による生体制御 |
平成24年度 | 経塚 淳子 准教授 東京大学大学院 農学生命科学研究科 合理的で賢明な植物のかたちづくり |
平成23年度 | 森田 美代 准教授 植物形態ダイナミクス研究室 高等植物の重力屈性における重力感受機構 |
平成22年度 | 白川 昌宏 教授 京都大学大学院工学研究科 細胞分化を決定するタンパク質の構造と細胞内環境に規定されるタンパク質の構造 |
平成21年度 | 鹿内 利治 教授 京都大学理学研究科 サイクリック電子伝達の制御と装置 |
平成20年度 | 白髭 克彦 教授 東京工業大学大学院 染色体諸機能の連携と動態のゲノム学的アプローチによる解明 |
平成19年度 | 稲垣 直之 准教授 細胞内情報学講座 神経細胞が極性を獲得するしくみの解析 |
平成18年度 | 該当者なし |
平成17年度 | 該当者なし |
平成16年度 | 高山 誠司 助教授 細胞間情報学講座 植物の自家不和合性における自他識別機構の解明 |
平成15年度 | 山中 伸弥 助教授 動物分子工学講座 ES細胞が分化多能性を維持する機構の解析 |
平成14年度 | 該当者なし |
平成13年度 | 小椋 利彦 助教授 動物代謝調節学講座 |
平成12年度 | 古久保 哲朗 助教授 動物遺伝子機能学講座 基本転写因子TFIIDサブユニット(TAFs)の機能解析 |
平成11年度 | 貝淵 弘三 教授 細胞内情報学講座 低分子量G蛋白質Rhoファミリーによる細胞骨格と接着の制御機構 |
※1 受賞者の役職・学年及び所属は受賞当時のものです。
※2 同年度の受賞者表示順は順序不同です。